[尿管結石]経尿道的尿管結石破砕術(TUL)で尿管結石を砕いた体験談[後編]

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こんにちわ。そにたんです。
以前に、尿管結石で入院をして尿管ステン留置術の手術を行いました。
今回は、その後に行った経尿道的尿管結石破砕術(TUL) の体験談についてを記事にしていこうと思います。
最後に、手術のまとめを箇条書きで残しますので
手術についてだけが気になる方は、最後を見ていただければ幸いです。
費用についても、前編・後編の合計を最後にお伝えしようと思います!

ちなみに尿管ステント留置術の記事は前回の内容を見ていただければ幸いです。

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今回で結石はいなくなったのかにゃ?

結果からいうと無事経尿道的尿管結石破砕術(TUL)で石はいなくなったよ!

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前回のあらすじ

ここで前編を見ていない方のために簡単にあらすじを用意しました。

  1. 早朝に腰と下腹部の激痛が走る
  2. 我慢できずに救急車を呼び搬送
  3. 尿路結石と判明した
  4. 6㎜の結石のため自然排出は難しいとお医者さんに言われる
  5. 経尿道的尿管結石破砕術をうけることになる
  6. その日は手術が出来ないとの事で、尿管ステント留置術で一時的に処置をされる
  7. 退院して、次の入院待つ

簡単にでしたが、おさらいをさせていただきました。
詳細を見たい方は、ぜひ前編からお読みください

入院までの生活

さて、退院してから経尿道的尿管結石破砕術を受けるまでは
1週間半くらいの時間が空きました。
その間の生活がどうだったかを振り返ります。
まず、前提として経尿道的尿管結石破砕術を行うまでは
私の尿道には尿管ステントという管?のような物が通っていました。
尿管ステントとは以下のような物です。

尿管結石は、尿の成分が結晶になることで結石が生じ、腎臓と膀胱を繋ぐ尿管の途中でひっかかることで、発症します。激しい脇腹の痛みや血尿が引き起こされる病気であるため、気を付けなければいけません。
結石によって尿の流れが悪くなると、腎臓の機能が低下する原因にもなるので、速やかな治療が大切です。
主に働き盛りな30代~50代に発症することが多く、女性よりも男性の方が発症しやすいとされています。結石の大きさや形、成分など様々な物があり、シュウ酸カルシウムが最も多いのが特徴です。
メタボリック症候群や高尿酸血症などの生活習慣病に当てはまる方は、尿管結石が発症しやすいので注意しましょう。
引用元:https://www.abikotoho.org/original1012.html

尿管ステントの影響は以下のような事がありました

  • 退院後3、4日は、下腹部に違和感がある
  • 1週間くらいは排尿時に腰に激痛が走った
  • ち○ち○の先っぽが、排尿時にとてもしみる。
  • 頻尿感・残尿感がある
  • 血尿がでる

下腹部の違和感は本当に軽微な物だったので全然耐えられたのですが

排尿時の腰の激痛はなかなか耐え難い痛みでした。
あまりに痛くてとちゅうからは座って排尿をするようにして、痛みで崩れ落ちそうになるのを防止しました
排尿に、滲みる問題については2日もすれば楽になりほぼ気にならないようになりました。
また、退院初日は腰に鈍い腰痛のような症状はありましたが
その痛みはすぐに引いたのであまり気にならなかったです。
やはり一番辛かったのは排尿時にくる腰の激痛でしたね。

なるべく水を沢山飲んで排尿する必要があったので毎回毎回痛みが走るのは大変でした。
1週間もすれば、結石の位置が変わったのか排尿時に痛みが出ることはなくなりました。
元々、水分を沢山摂取するタイプだったのでおしっこの頻度は高かったのですが尿管ステントを留置してからは、いつも以上にトイレに行っていました。
また、出しても出しても残尿感に悩まされました。これは、初めての体験でなかなか強い不快感がありました
血尿もちょくちょく出ていましたが、血尿が出たからどうなるわけでもなかったのでそこはたいして何も感じませんでした。

入院

そんなこんなで、尿管ステント留置術を受けてはや1週間
色々な苦痛に耐えながらやっと手術の日がやってきました。
前回は緊急搬送でしたが、今回は予定で一泊二日の入院なので
しっかりと準備をして、病院へ向かいました。
病院に着くと、体温と問診が入りその後検査をしました。
検査は前回同様以下の検査をしました

  • MRI
  • 血液採取・検査
  • 尿検査

特筆するようなことはなく、一般的な検査をスムーズに行なっていただきました。
その後、1日手術室と呼ばれる場所に併設されている一時てきに患者が入院?するベッドへ案内されました。
一時的な入院ベッドへ着くと、新型コロナウィルスへの感染がないか確認されるためにPCR検査(なのかな?)をまず受けました。
綿棒を鼻の奥に突っ込まれるタイプのもので、今回もとても痛かったです...
えづきながらもなんとかクリア。
検査も陰性になったので、問題なく手術を行えることになりました。
改めて手術の説明や、入院生活の注意点を聞きながら
色々な同意書に、サインをしていました。

そんなこんなで、色々手続きをしていると泌尿器科の先生が来てこんなことをおっしゃりました。
1週間でやはり、あまり石が動いていない。
尿管の状態や、石の硬さなどによって石が砕けない可能性もある

これを聞いた時は、失敗する可能性もあるってマジかよ....と恐怖しました

その後、経尿道的尿管結石破砕術を受けるためには全身麻酔を受ける必要があり
全身麻酔の説明を、麻酔科の先生から聞きました。
僕は気になる事があったので先生に質問しました。

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麻酔が終わったらどれくらいで目が覚めるものですか?

麻酔の点滴を止めたらすぐに目覚めます

この事については、驚きました。
てっきり、麻酔を止めると1時間くらいは寝ているものかと思っていました。
実際、この後知ることになるのですが麻酔の点滴が終わったら本当に速攻で目が覚めました
そして、もう一つ麻酔担当の先生にお聞きして恐怖したのが
手術中は酸素吸引をするために、口から酸素の管を通す。
麻酔から目が覚めたら、管を抜きます。
おそらく痛みは、麻酔の後のボーッとしている間なので記憶にそんなに残りませんと。
いやー説明を聞いていると本当に経尿道的尿管結石破砕術(TUL)を受けるのが怖くなりました笑

経尿道的尿管結石破砕術(TUL)

さて、散々引っ張ってきましたがいよいよ手術の始まりです

経尿道的尿管結石破砕術(TUL)とは?

まずは最初に経尿道的尿管結石破砕術(TUL)についての説明を軽く引用させていただきましょう

経尿道的尿路結石除去術 (TUL) 全身麻酔(または硬膜外麻酔)下に内視鏡(尿管鏡)を尿道から挿入し、
直接結石を観察し、ホルミウムヤグレーザーを用いて結石を破砕し、
体外に結石を摘出する、早期に結石フリーが可能となる手術方法です。
引用元:https://www.ims.gr.jp/yamato/service/lithotripsy.html

コンパクトにまとめるとち○ち○の先端から内視鏡を入れてレーザで砕く手術ですね!
....普通に聞くだけもで、怖いですな

いざ手術

様々な処理や検査が終わり、いよいよ手術の始まりです。
最初に、再度手術の説明を受けて手術室へ向かいました。
ベッドに仰向けで寝る形なのですが
ズボンとパンツを下ろされて、足をMの字にされて機材で固定されました。
この感じは、妻の出産時と同じポーズだな...なんて思っていました。
ここは、本題ではないのでこれ以上は書きませんが以下のような記事にしているので
気になる方は是非見てください。

そして、準備が始まると麻酔の開始です。
最初は弱目の麻酔をかけてもらいました。
そして意識がぽわぽわし始めたところで、全身麻酔をかけられました。
そして、僕は意識を失いました.....
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そして、次に意識を取り戻した時には手術は終わっていました。
さて、意識を取り戻したところで事前に説明されていた
酸素のチューブが喉から抜かれました。
一瞬オエッと思った記憶はあるのですが、ボーッとしていたので
ほぼ、気にならない程度でした。
そして遂に先生から、結果が.....

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そにたんさん、無事石が摘出できましたよ〜

ヒャッホーウ!!!!

ということで、無事手術は成功しました。
経尿道的尿管結石破砕術(TUL)は、結石の摘出まで行ってくれるので
無事体から、尿と結石は体の中からいなくなってくれました!
これで、全ては解決....なのですが
実はまだ大きな苦痛が待っているのでした....

退院まで

さて、無事手術が終わり一安心....なのですが
実は、次の日に退院するまで大きな苦痛が待っていました....

尿道カテーテルと尿管ステントというラスボス

実は、手術後は排尿を助けるために念の為
再度尿管ステントが、尿管に通っています。
そして今回は、次の日まで尿道カテーテルも挿入されていました。
こいつが、1日私をベッドの上で苦しめることになるのでした...

尿道カテーテルとは?

念の為尿道カテーテルの説明を引用させてもらいます。

尿道カテーテル法とは膀胱に溜まった尿を、カテーテルを通じて体外に出す方法です。
当初はなんでこんなものがと悲観される方がほとんどです。
しかし、腎臓に影響が出てしまうようですと留置せざるをえません。
引用元:https://www.homecareclinic.or.jp/houyu-info/clinic/urology/urology-catheter

要は、おしっこを自動で出すための管を尿道に通すことですね。

尿道カテーテルが入った状態の生活

前回の尿管ステント留置術は、術後はすぐに立って動けるようになりましたが
今回の経尿道的尿管結石破砕術(TUL)は、術後もずっと寝たきりでした
それもそのはず、尿道カテーテルが入った状態で動くとち○ち○に激痛が走るのです泣
寝返りをするのすら、とても辛くてずっと仰向けの状態で1日を過ごしました。
下腹部の違和感と痛みが辛かったので、その日はほとんど寝れませんでした...
個人的には、ipadを持っていったのですが
動画を見たり、漫画を読んだりして気を紛らわせていましたがとても助かりました...
ちなみに、入院中に東京リベンジャーズを1巻から最新刊まで見てしまいました。
話は脱線しますが、とても面白かったので不良漫画やタイムリープミステリーが好きな方にはおすすめです。

特に下腹部の違和感が、尿管ステントの比ではなく
ずっと、おしっこが出そうなのに出ない詰まっているような感覚がずっと襲ってきます
本当に、不快感が強くて辛かったです。

尿道カテーテル&尿管ステントを抜く

色々な苦痛に耐え抜き、朝を迎えました
そして、いよいよ管たちを抜く瞬間がやってきました......
時間としては1分そこらで摘出されましたが、めちゃくちゃ痛い!本当に痛い!
本当に痛かったです..尿管結石で緊急搬送された時の痛みと同じくらい痛いんじゃないかというくらい瞬間的な痛みがすごかったです。
ちなみに、麻酔をして抜くと最初は聞いていたのですが普通に麻酔なしで抜かれました笑
痛みに耐えながら思ったのは、こんな長い管が体に入っていたの!?と驚愕しました。

退院

そして、尿道カテーテル&尿管ステントを抜かれた後は
一時間くらい、安静にしてすぐに退院できました。
尿道カテーテル&尿管ステントを抜いた後は、すぐに排尿も出来るようになり(すごく滲みましたが...)
問題なく、動けるようにもなり一気に楽になりました!
ちなみに今回の費用は合計で15万円ほどでした。
前回の尿管ステント留置術は5万円ほどだったので、総額で20万円ほどでした。

最後に

さて、最後に前編・後編のまとめを載せていきます

  • 尿管結石は腰や下腹部への激痛がすごく立つこともできなかった
  • 受けた手術は尿管ステント留置術経尿道的尿管結石破砕術(TUL)
  • 入院期間はどちらも一泊二日
  • 費用は、尿管ステント留置術が5万円経尿道的尿管結石破砕術(TUL)が15万円</li>
  • どちらの手術も麻酔を受けて行うので、全く痛く無かった
  • 尿管ステント留置術後は、排尿時の腰の痛みが辛かった
  • 経尿道的尿管結石破砕術(TUL)後は、尿道カテーテルのせいで動けなくて辛かった
  • 尿道カテーテルを抜くのは尿管結石と同じくらい痛かった。

いかがでしょうか?
尿管結石...キングオブペインの異名通り
とても痛くて、辛かったですし
普通に、排尿できることがこんなにありがたいとは思いませんでした....
皆さんも、健康には気をつけていきましょう!

ちなみに、尿管結石の種類はシュウ酸が95%以上の結石であることが最後の通院で判明したにゃ

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