[尿管ステント留置術]尿管結石で緊急搬送・入院・手術(尿管ステント留置術)をした体験談[前編]
こんにちわ、そにたんです。
実はわたし、今年の7月に尿管結石で人生初めての救急車での搬送・人生初の入院を経験しました。
入院中に結石のことを調べていて体験談が少なかったように感じ今回記事を作ろうと思いました。
今回、手術を2回していて2回入院しているので前編・後編に分けて記事を書こうと思います。
入院・手術の総額は、後編でお伝えしようと思っています!
後編は記事の最後に、リンクを貼ってます!
尿管結石って痛いのかにゃ?
人生でいちばん痛かったわ!!!
目次
はじめに・尿管結石とは?
初めに尿路結石とは何かというのをお伝えします
尿管結石は、尿の成分が結晶になることで結石が生じ、腎臓と膀胱を繋ぐ尿管の途中でひっかかることで、発症します。激しい脇腹の痛みや血尿が引き起こされる病気であるため、気を付けなければいけません。
結石によって尿の流れが悪くなると、腎臓の機能が低下する原因にもなるので、速やかな治療が大切です。
主に働き盛りな30代~50代に発症することが多く、女性よりも男性の方が発症しやすいとされています。結石の大きさや形、成分など様々な物があり、シュウ酸カルシウムが最も多いのが特徴です。
メタボリック症候群や高尿酸血症などの生活習慣病に当てはまる方は、尿管結石が発症しやすいので注意しましょう。
引用元:https://www.abikotoho.org/original1012.html
ここで、注目して欲しいのは以下文章。
ポイント激しい脇腹の痛みや血尿が引き起こされる病気であるため、気を付けなければいけません。
上記の通り、尿管結石は激しい痛みが引き起こされます。
のたうち回るほど痛いと言われるアニサキス感染症も体験した事があるのですがそれ以上に痛かったです。
詳細は次の章からお伝えしようと思います。
緊急搬送まで
予兆
それは、ある日の夜中4時ごろでした
それは前触れもなく起きました....
夜中の四時に、急に腰が痛くなり目覚めました。
元々座り仕事のため、腰痛持ちなのですがその時まで痛みで目が覚めることは無かったので
あ、いつもと違う痛み....?ぎっくり腰か?と一瞬思いました
しかし、寝ていてぎっくり腰になるか?と思った矢先あることに気づきました。
なぜか、下腹部にも痛みがありました。
この時一瞬、これは...もしかして尿管結石というやつか?なんて嫌な予感がしました。
しかしこの時は、痛いけど全然耐えられる痛みだし30分後には痛みが引いたので
あ、なんだただの腹痛と腰痛だったのかな?なんて思っていました。
ここから、地獄のような痛みがはじまるとも知らずに.......
その時はきた
そんな感じで痛みは引いたため、一旦就寝。
その後、朝の7時半に起床。
汗を流すために、朝シャンを浴びることにしました。
そして、シャワーを浴びている最中、ついに地獄が始まりました!
突然!それは本当に突然!、腰に激痛が走りました。
その痛みは、今までに味わったことのない痛みで
座りながらシャワーを浴びていましたが、体制が崩れ落ちていくほどでした。
これは、やばいと思いすぐさま這いつくばeeりながらお風呂を上がりました。
その後すぐに嫁を呼び、痛みで動けない旨を伝えました。
この時、痛みに耐えながら気付いたのが腰だけではなく、下腹部も痛いことに気づきました。
疑惑は確信に変わりました。
これは、尿管結石なんじゃないだろうか!?!?!?!?と
痛みに関して言えば、本当に味わったことのない痛みでした。
痛過ぎて、吐き気と呼吸がしにくい事態にも陥っていました。
立つこともままならず、ずっと床に這いつくばりながら痛みにもがき苦しみました。
緊急搬送
人生初の119
この痛みは、病院に行かなくてはいけない。
そう思った僕はすぐに病院へ行く決意をしました!
しかし、時刻は朝八時....
そうなんです
病院がまだ開いていない!!
尿管結石は泌尿器科に罹るのが一般的なようなので、病院を調べましたが
どんなに早くても、あと一時間は待たないといけない......
人生で、救急車を呼んだことのない僕は最初
一時間、、、、なんとか耐えねば!と思ったのですが
その考えは一瞬にして、打ち砕かれました。
一時間も痛みに耐えられない!、これは仕方ない救急車をよぶしかない!と、速攻で思いました。
そうなんです、救急車を呼ぶことに抵抗があるような人でも
一瞬で呼ばなければと思えるほど、とてつもなく激しい痛みなのです!
ちなみに、アニサキスに感染した時でさえ本当に耐えられなかったらよぼうと思っていたくらいなので
痛みの次元が違いました....(これは個人差なのでしょうけど)
そんなこんなで、初めての119へ連絡をしました。
電話をして、名前や住所・症状などを伝えると
5分ほどで、来ますと言われました。
5分って、、、早いなすごい!ホットしたことを覚えています。
搬送
そして、救急車がやってきました。
そこから、病院までの搬送はとてもスムーズでした。
担架に乗せてもらい、家から救急車まで運んでもらったのですが
とても驚いたのが、階段とかの段差が運ばれていて全くストレスを感じなかったことです。
救急車までずっと、体が斜めになったりしないで一定の体制のままだったので
救急隊の皆さんの技術には驚かされました。
ちなみに、救急車には僕一人で乗りました。
救急隊の人に、奥さんも来ますか?と言われたのですが
生まれたばかりの赤ちゃんがいると、伝えたら
みなさん一斉に『あーっ』と仰り、妻が救急車に乗らない事が確定しました笑
また、搬送中に症状を聞かれて病院に連絡をしてくださっていたのですが
尿管結石の疑いありの患者と言われていたので、やっぱりそうなのか....と思っていました。
そんなこんなで、無事病院へ運ばれました。
手術まで
正直ここらへんは、痛みが強くてあまり記憶にないのですが
おぼえている範囲で書こうと思います。
まず最初に、以下のような流れで手術まで行いました。
- 問診
- コロナの感染検査
- MRIなどの検診
- 病状及び手術の説明
- 手術
問診
痛みで文字を書く余裕は無かったので、一問一答形式で
お医者さんに聞かれたことを、ひたすら答えていきました。
問診の前に、痛み止めの座薬を入れられたのですが
それも、意外と痛かった記憶があります笑
コロナの感染検査
今のご姿勢新型コロナウィルスの感染リスクがありますので
問診が終わってすぐ、感染検査をしました。
細長い綿棒を鼻の中に2本入れられたのですが、これもまためちゃくちゃ痛かった...
まあ、尿管結石の痛さに比べれば全然平気でしたけど。。
また、この結果が出るまで20分ほど待たされたのですが
これもまた、地獄のじかんでしたね....
無事コロナは陰性だったので、無事検査していただけることになりました。
MRIなどの検査
ここから、実際に何が原因なのかを調べるために検査をしました
実際に検査された内容は以下です
- 尿検査
- 血液検査
- MRI検査
ここは一般的な内容なので、特筆することはありませんね。
病状及び、手術の説明
無事?検査を終えて先生からの説明を聞くことになりました。
検査が終わって、泌尿器科で先生に呼ばれるまで
だいぶ時間がかかり、途中で痛み止めが切れたのか激痛がはしり
病院の中ではあったのですが、もがき苦しんでいましたね
看護師さんが見かねて、別室で横になるように配慮してくださいました。本当にたすかりましたね
そして、先生に呼ばれ原因が判明しました
右の尿道に6mmの結石ができているね。
尿管結石ですね。
やっぱりかぁぁぁぁああああああああ
はい、ということでこの時に尿管結石が確定しました!
尿管結石は、大きさによっては自然排出も可能なようですが
6mmだと自然排出は確率が低いこと、また外部から衝撃波を結石にあたえて
石を砕いて自然排出をする方法もあるらしいのですがこちらも僕の結石の大きさでは確率が低いと言われて
直接尿道に内視鏡をいれてレーザで石を砕いて、摘出する手術(経尿道的結石砕石術(TUL))を行いましょうと言われました。
僕自身子育てもあるので、早くこの問題を解決したかったのでその方法でお願いをしました。
手術内容自体は、ヒエって感じですよ本当に....
土曜日に入院したのですが、その日は病院の都合上
結石を砕く手術はできないとの事で、ひとまず次の手術まで症状を緩和させる
尿管ステント留置術 という手術を受けました。
尿管ステント留置術 については、次の章から説明します。
いざ、手術
さあ、ここからが本題の手術(尿管ステント留置術)パートです。
尿管ステント留置術とは?
今回行った手術は、尿管ステント留置術というものでした。
尿管ステント留置術とは以下のような手術のようです。
体内の尿路(おしっこの通り道)に入れる管(チューブ)のことです。
一般的には、尿路結石手術後に留置されます。ステントを留置することで、おしっこの通過障害などの深刻な合併症のリスクを低減します。
また、発熱などの尿道感染や結石の痛みを取る際にも使用されます。
尿管ステントの役割
手術後の尿管のむくみを改善し、尿管の負担を減らします
尿管の拡張をサポートします
結石片の体外排出を容易にします
おしっこの通りをよくします
排石時の痛みを軽減させます
引用元;https://www.bostonscientific.com/jp-JP/health-conditions/Urolithiasis/Urolithiasis-06.html
要は、尿道に管を通して排尿とかの手助けをして
合併症を防いだり、結石の排出をしやすくするための手術みたいですね。
これを聞いた時は正直、『尿道に管を入れて1週間近くすごすのかよ...こわっ』と思いましたね。
尿管ステント留置術開始
さあ、尿管ステント留置術の説明を受けたので手術の始まりだ!
ということでしたが、実際尿管ステント留置術は麻酔を打ってもらい
意識がない間に、手術は終わっているのでなんてことはありませんでした。
尿管ステント留置術が終わって
尿管ステント留置術が無事終わり、意識を取り戻した時
感じたのは、なにか下腹部に違和感がある
なにか、下腹部に物が詰まっているような違和感....がありました。
そして尿管ステント留置術終了後に、排尿ができるかの確認が入ったのですが
尿管ステント留置術で、管を入れた時に尿道に傷がついたのか
排尿時にとにかく染みる!ち●ち●の先っぽに染みるような激痛が!
そして、排尿中に腰にも激痛が走る!。立って排尿していると膝から崩れ落ちそうになる程痛い!!!
結局ち●ち●の先端が染みる問題は二、三日で治りましたが、排尿時の腰の痛みは次の手術後に尿管ステントを抜いてもらうまでずっと続いていました。
これが、退院後にいちばん辛かった.....
ちなみに、この腰の痛みは尿管ステント留置術後に起きる症状らしく。
どうも調べた感じ、尿が膵臓へ逆流するようになって発生する痛みらしいです。
退院まで
私は退院までは、一泊二日でした。
尿管ステント留置術が終わった後は、妻に入院用の荷物も持ってきてもらい
その後は、看護師さんに様子を見ていただきながら1日を過ごしました。
次の日の朝に、腰に激痛がはしり痛み止めの点滴を打っていただきましたが
それ以外は、わりかし普通に生活をしていました。
退院後の生活
退院後の生活は以下のことに気をつけてくださいと言われました。
- 重いものは持たない
- 激しい運動はしない
- 水をたくさん飲む⇦大事
尿管結石は水分不足も大きな要因らしく
水をたくさん飲んでくれと言われましたね。
ちなみに、普段から1日二リットルくらい水を飲んでいるんですけね....泣
また、尿管ステント後はステント官がずれたりして痛みが出る場合があるので
腰の痛みが続いたりしたら病院に来てくださいと言われました。
今回は幸いなことに、継続する痛みはなく
排尿時の腰痛だけなので、助かりました。。。
ちなみに、次の手術で尿管ステント + 尿道カテーテルという管も
尿道に追加されるのですが、この二つを抜くときもこれまた激しい痛みでした....
こちらに関しては、後編で紹介しようと思います。
おわりに
はい、といわけで尿管結石ができてから
入院->尿管ステント留置術->退院までの流れを体験談でお伝えしました。
次の手術・経尿道的結石砕石術(TUL)を受ける後編も、以下から是非読んでいただけたら嬉しいです
本当、結石だけでなく結石を排出するまでに様々な痛みを経験するので
みなさん、気をつけてください。
ちなみに、運動不足や水分不足、シュウ酸という栄養をたくさん摂る人などがなりやすいそうなので気をつけてください!
尿管結石を取り除くには、さまざまな痛みに耐える必要があるにゃ。
健康がいちばんにゃ
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